銚子・房総地区編は前回までとして。
今回からしばらくは埼玉の羽生から奥秩父の三峰口までを結ぶ秩父鉄道の写真を。
秩父鉄道は現在の動く博物館といってもいいようなほど
古い車両が集っている。
一例としては旧国鉄101系(間違っても103系じゃないらしい。つまりインドネシアの列車より古い)や少し前までは国鉄165系も見ることが出来た。
今は
旧国鉄101系の1000系
旧都営地下鉄三田線用6000系の5000系
旧西武鉄道新101系の6000系
旧東京急行電鉄8500系の7000系
旧東京急行電鉄8090系の7500系
国鉄型車両以外は伊豆急や富士急のほうが古い車両を用いてることになるんですね(笑
現役車両が集う posted by (C)めぃふぁ
そんな車両は
熊谷駅を始発駅として活動することが多いようで
(羽生送り込みも熊谷始発としてる場合が多いようです)
熊谷の留置線にはたくさんの列車が止まっています。
今回なにより嬉しく思ったのは
非冷房車を連結した1000系が未だ現役だったこと。
未だ現役 posted by (C)めぃふぁ
まずは秩父鉄道オリジナル色。
日差しが強いと、黄色は厳しい(つд`)
未だ現役 posted by (C)めぃふぁ
こちらは奈良線用の塗装だったと思います。
未だに奈良線に103系が走って入ればこの塗装のはずなのですが…
山手塗装は鶯色一色なので山手色とは違うわけですねf^;
そんなこんなで
なんか嬉しい列車を撮影してる間にSLが到着しました。
熊谷には転車台はないので専用塗装を施されたELによる牽引です
12系特急客車を引くEL
これはこれで結構いい絵じゃないでしょうか?
SL列車到着 posted by (C)めぃふぁ
SLはすでに準備完了。
火床の整備やボイラー圧の状態を考えれば当然のこと。
無動力状態とはいえかなりの熱を持っての準備は
やっぱりうきうきしますね♪
SL C58 363 posted by (C)めぃふぁ
秩父鉄道に所属するSLはC58 363 一両。
D51 498を整備するJR東日本のSLの拠点とも言える場所への委託で整備を行ってる模様。
このあたりはSL動態保存を始めて行った大井川鉄道との差ではないかなぁと感じてしまうが
そんなC58 363もSL列車運行を始めて20年なのだそうですが…
C58363っていつ作られたんだろうと思って調べてみたら…
1944年
1944年製造の機関車…製造後今年で66年…
運用開始の段階で46年…
何年静状態保管があったのかわかりかねますが
それにしてもよく動いてくれてるものです。
秩父路は寄居までは平坦区間であるものの、寄居から先は勾配区でかなり機関車への負荷が大きいように感じた。
客車はたったの4両とはいえ12系のエアコン用の発電ディーゼルエンジンを搭載のかなり重たい客車を引いてるわけなので負荷は軽くないと考えるといつまで走ってくれるんだろう?とか
要らぬ邪推をしてしまいます。
当然ボイラーの圧力は現役時から比べたら相当低くしているはずだし
メンテナンスも外観の様子からして丁寧なものだと思うんですが…
あそBOYのようにいきなり走れなくなるような気がしてなりません…
乗ってみたい方は予約の無い日はかなりゆったり乗れるのでお勧めです♪
補機の無いSL牽引の動力感は秩父に行く列車がいいと思いました。